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2012年7月 5日 (木)

ああ、何て幸せ

 梅雨の表現で一番使われるのが、「じめじめ」という言葉。湿った感じがよく出てますよね。
 でもいくら湿った感じがあるからって、「ウェットチッシュ」を、「じめじめティッシュ」と名前を変えたら、これは売れないよね。
 じめじめって、不快感を伴うことまで表現しちゃうんだ。すごい言葉だなあ。

 どうも梅雨というのは歓迎されなくて、ちょっと気がふさぐもの。心は晴れ晴れとか、気分が曇りがち、なんて、やっぱり気持ちの状態と天気は関係あるようです。

 太陽に当たるとセロトニンの分泌が活発になることは有名です。セロトニンが不足すると「うつ」の原因になることも、これまたよく知られた話。どうやら人間は、晴れた日は元気になるようにできているようですね。
 でもだからといって、梅雨の間中「うつうつ」としてたら、気分ばかりか、身体にも悪いんです。

 これはロンドン大学の公衆衛生学部が調査した結果なのですが、普段人々がどんな感情を持っているかを調べて、そのことと健康状態と関係あるかどうかを比べてみました。
 調べた相手はロンドンの中高年ばかり200人。さあ、どうなったと思います。

 毎日「自分はとても幸せだ」と持ってる人は、そうでない人、そうねえ、「ああ自分は不幸だ」とか、「どうしてこんなに脚が短いんだ」とか、「髪はどんどん薄くなるし、ちっともモテないし、ツイてないし、昨日は傘をなくすし」(それはお前の愚痴だろ)。
 まあ、ともかくですねえ、毎日こんなことを思ってる人に比べると、毎日幸福感を持っている人は、身体的にも健康だということが分かったのです。

 しかもストレスレベルが低いことも判明して、例えば、もっとも幸福だと思っている人達は、最も不幸だと思っている人達に比べて、ストレスホルモンであるコルチゾールの濃度(唾液中)が32%も低く、心拍数も一日中低かったとのことです。

 やっぱり、日々毎日、幸福感を持つことは健康に良いのですよ。幸福感というと大袈裟ですけど、何となくご機嫌な気分で十分なんです。

 雨の中をお出かけ、「新しい靴が濡れちゃうじゃない、まったくう〜」と、眼を吊り上げて足下ばかり見てませんか。
 それよりも、ちょいと頭を上げて、雨に打たれる紫陽花の花に感動する方が、ずっとストレスもなくなり健康になれると、こういうわけなんですね。

 私は今、喫茶店で、コーヒー片手に、ご機嫌でこの原稿を書いてます。外は雨。まだまだ梅雨は続きますけど、いつも気分良く過ごしましょうよ。
 それではまた次回・・・さあ、原稿書き終わったから、帰ろっと。
 あれ、俺の傘が無い、誰かに間違えられた。
 まただよお〜、ああ、俺って、なんて不幸なんだあ〜〜!

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