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2012年9月20日 (木)

チョコが食べたくなったら要注意

 ついこの前、私は満員電車でドアの横に立っていました。すると閉まりかけるドアに全力疾走で突進してくる女子高生が3人、そして間一髪セーフで、私を押しのけて満員の車内に飛び込んできました。

 これだけならよくある光景ですが、その中の一人の女子高生の手にはコーラのペットボトルが握られていて、ずっとリレーのバトンのように、前後に振られていたのです。
 その彼女は、中年男性の胸の前に、顔をうずめるようにして立ち、フーと一息。そしてやおら、「ああ、喉カラカラ」と言いながら、ことも有ろうに、そのコーラのペットボトルを開けようとしたのです。

 これには隣に立っていた私は驚いた。もっと驚いたのが、至近距離の目の前に立っていた中年男性。ここでコーラを開けたら、きっと、彼の顔もシャツもネクタイも、コーラのシャワーをあびるに違いないのです。

 「マジかよ」って顔で、彼の顔はひきつった。そりゃそうでしょう、私だって、まさか、と思いながら言葉も出なかったのです。が、その瞬間、仲間の女子高生が「よしなよ」の一言。おかげで悲劇は回避されました。
 それにしてもまあ、「最近の若い連中は」と、例の“おじさんぼやき”を心の中でつぶやいていました。
 
 電車の中ではいろいろな光景を見るものです。この前も、OL風の女性がバックの中から板チョコを取り出し、銀紙を剥くや否やガブリとかじりつき、あっという間に一枚を平らげていました。
 そうかと思うとバッグから小さな丸いチョコを出し、ずっと口に運び続けている学生もいました。最近こんな人が増えているような気がします。

 そう言えば、チョコレートの過食はうつと関係があって、これは日本のデータではないのですが、うつ症状の強い人ほどチョコを食べる量が多いのだそうです。
 うつ症状がない人達のチョコを食べる平均が、1ヶ月あたり5.4食分だったのに比べて、最もうつの可能性のある人たちは、何と倍の11.8食分も食べていたのです。

 ただ、チョコがうつの原因か結果かは分かりません。しかし最近電車でチョコをほおばる人をよく見かけるのは、うつの人が増えていることと無関係ではないかもしれません。

 ところで、うつを改善する、とっても効果的で、副作用がなくて、しかも手軽な方法があること、ご存知ですか。
 それは、運動なんです。

 運動がうつの治療に良いことは以前から知られています。とくに高齢者では効果的で、運動療法を試してみたら、再発リスクは薬物療法よりも低かったそうです。
 なにしろ、英国のうつ病治療ガイダンスでは、軽症うつの治療の第一選択に、運動療法が入ってるくらいなんですよ。

 だからさ、「どうも最近チョコを食べることが増えたなあ」と思ったら、迷わず運動しましょう。なにも激しくやらなくてもいいの、少しずつ、チョコチョコっとね・・・あれ、 私ナンか言った?

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