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2013年8月24日 (土)

サンドイッチはいつ食べる?

昔、昔、大昔、今のJRのことを「国電」と呼んでいたあの頃、当時の通勤ラッシュの凄さを「酷電」と揶揄していた時代がありました。覚えてます?
でも今だって通勤の大変さは変わらない。1時間半もかけて通勤するお父さんたちってザラにいます。朝なんか早く家を出るから朝ご飯を食べる暇がない。そんな時は、駅のホームのサンドイッチコーナーで済ませたりしてる。
でものんびり食べてるわけじゃないんだよね。次の通勤快速はいつ来るだろうって、ホームの掲示板と腕時計を見比べながらサンドイッチを頬張ってる。可哀想なもんです。
さあ、通勤快速が来た。でもサンドイッチは食べかけ。だから、ぎりぎりまで食べるわけ。じゃあいつ電車に乗るんだっていうと、通勤快速がホームに止まって扉が開いて、2.5秒、この間にもう一口! 食べかけのサンドイッチを片手に満員電車に飛び込む。そうするとお父さんの背中でドアがバーッと閉まったりする。
こんな綱渡りやってんだよね。毎日毎日、綱渡りしながら、食べてるサンドイッチが「ツナサンド」だったりして。本当に大変だ。
 
「ああ、重役はいいなあ。毎日会社の車が迎えに来て、後ろの座席でふんぞり返って新聞読んでる間に会社に着くんだから」
なあんて思ってません? とんでもない。毎日通勤で歩くことが、どんなに身体に良いか、いえ、慰めじゃなくて、ちゃあんと証明されてるんですから。
 
ロンドン大学などの研究チームが、地下鉄やバスを使って徒歩で通勤している人たちと、車に乗って通勤している人たちと、どっちが生活習慣病の罹患率が高いかを調査しました。2万458人の英国人を対象にしたこの調査結果、どうです、知りたいでしょ? 車で通勤している人も、していない人も、きっと興味があるはず。
さあどうなったかというと、そう、ご想像の通りなのです。毎日電車に乗って、テクテク歩いて通勤している人たちは、車で通勤している人たちに比べると、肥満の割合が20%少なく、糖尿病は40%、高血圧症は17%発症数が少なかったのです。
ついでに、自転車で通勤している人も調べたのですが、やっぱり自転車は運動量が多いんですね、肥満は31%とぐっと少なくなり、また糖尿病はなんと50%、高血圧症は24%も発症数が少なかったそうです。
「じゃあ自転車通勤だ」たってねえ、これ、英国での話です。自転車専用道路一つない今の日本、とくに東京で自転車通勤しようなどと思うと、これは結構危ないですもんね。
 
いずれにしても、車で通勤するエグゼクティブは、肥満や糖尿病、高血圧のリスクをおかしてでも、意地でも専用車の迎えを待っているということになるんですね。
それに比べて満員電車のお父さん、朝晩の通勤が生活習慣病を防いでるってわけですよ。でもさ、酔いつぶれて終電で帰ってたんじゃ、なあ~んにもならないけどね。

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