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2013年8月 5日 (月)

おい、ガキども

 つい先日、20年ぶりに小学校の同級会に出席しました。なんでも「還暦記念」の同級会とのこと、やな同級会だ。かつての悪ガキどもも、今やみんな還暦、あるいは還暦目前なんだから、もうどうにも仕様がない。 
 
 話すことといえば、つい、おもわず、病気のこと。やれ、心臓の病気で入院したの、血圧の薬を飲んでいるの、夢中で喋っているうちに、みんな我に返るんだよね。こんな話題ばかりを喋っている自分たちの姿に気が付いて、それもまた笑いの種になる。「いやあ、こんなこと昔はなかったよなあ」ってな具合です。
 そりゃそうだよね、血圧の薬を飲んでる小学生って、まあ例外的な病気もあるにはあるけど、普通は考えられない。教室で「ちょっと、血圧の薬をね」なんて、給食の後に錠剤を口に放り込む小学生があちこちにいる・・・想像したくないですよね。
 しかしね、そんな小学生の姿が現実的になってきているとしたら、これはぞっとする話ですよ。
 今年(2013年)、アメリカで発表されたデータですが、この13年間で8~17歳の子供の高血圧が27%増えたんだそうです。じゃあどうしてアメリカの子供達の血圧が上がってきているかというと、子供達の肥満と運動不足、それと塩分の取り過ぎが原因です。
 
 アメリカにいる子供の話でしょって、のんきに構えてる場合じゃないですよ。明日は我が身。日曜日のハンバーガー屋に行ってごらんなさいな、子供の数は大人より多いです。カロリーいっぱい摂って、塾通いで運動不足、塾に行かない子供はゲームで運動不足、しかもスナック菓子が大好きで、塩分だってどれだけ摂ってるか分からない。そこらじゅうで、こんな子供が増えてるじゃありませんか。これは即、日本の問題でもあるんです。
 
 やはり太り過ぎは高血圧の大敵。アメリカでのデータでは、体重と腹囲周囲径で分けてみると、上位25%にいた子供たちは、下位25%にいた子供たちに比べて、約2倍の割合で血圧が高かったそうです。
 また、塩分の摂り過ぎが血圧を上げるというのはよく知られた話。この調査でも、塩分(ナトリウム)の摂取が最も多かった子供たちは、最も少なかった子供たちに比べると、血圧が36%高かったのです。
 
 今や、高血圧は大人だけの問題じゃないようですね。高血圧が引き起こす代表的な病気が脳卒中(脳梗塞、脳出血など)。まずは子供たちから高血圧の予防が大切になってきます・・・ああ、ここまで書いたら、憂鬱になっちゃった。もう、ヤダヤダ。「子供の高血圧予防」なんて、そんなこと書きたくもない。このコラム、厚生労働省でもなければ内科学会でもない、らく朝のコラムなんだよ。
 
 おい、ガキども、高血圧になろうなんざあ40年早いわい。もっと遊んで、膝小僧擦りむいて、いい還暦を迎えるんだぞ。血圧の話をするのは、それからでも遅くはないんだから。

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