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2014年1月27日 (月)

情けないチャレンジャー

 随分前のことですが、蕎麦屋で隣のテーブルの人がカツ丼を注文したんですね。まもなくカツ丼は運ばれて来て、注文した客が丼の蓋を取る。ふわっと湯気が立って、ああ美味しそう。するとその人、おもむろに醤油の瓶を手にして、カツ丼に醤油をジャバジャバとかけだしたではありませんか。
 
 私は「うわっ」と驚いたのですが、その人は当然という顔で、真っ黒になったカツ丼を、さも美味そうに食べ始めました。私はすぐに思ったんですね。「へえ、こんな人がいるんだ・・・真似しよう」。
 
 私って、長野県は飯田市の出身。土地柄(?)か、タクアンだろうが塩鮭だろうが、何でも醤油をかけるんです。そうしないとどこか満足できない田舎モンなんですね。「これはやってみなくちゃ」ってなもんですよ。
 
 さあ、次に蕎麦屋へ行った時、私はカツ丼を注文していました。丼の蓋を取る、片手に醤油の瓶を持つ。しかし意気地の無いことに、どうしても醤油をかけられない。さすがの私でも、ためらってしまう。仕方が無いので、カツの1切れだけにチョロリとだけ醤油をかけて、食べてみました。「うん、こういう味か」と確認して、それ以来カツ丼に醤油をかけるという冒険にはチャレンジしていません。情けないチャレンジャーなのです私って。
 
 塩分の取り過ぎは身体に悪い。そんなことは今や常識なのですが、じつは、東フィンランド大学が行った調査で、こんな結果が明らかになりました。塩分、脂分、加工肉を取り過ぎる人に、「うつ」の発症が多いんだそうです。
 
 こんな食事で一番典型的なのは、ハンバーガー、ホットドック、ポテトチップスといった、ジャンクフードと呼ばれるものですよね。いずれも肥満の元になると評判は良くないですが、美味しいから人気は衰えません。
 たとえばハンバーガー。あれ、単品で注文する人は少ないですよ。大概はポテトとコーラを付けたりするでしょ。まあ、お店の戦略でもあるわけですけど、でもこれで脂とカロリーは倍になる。実際に調査をしてみると、塩分やカロリーの高いジャンクフードや清涼飲料水を沢山摂る中高年の男性では、うつ病の発症リスクが高くなっていたんですね。
 
 その反対に、ジャンクフードとは真逆とも言える、健康的な食事をする人を調べたら、うつ病のリスクは低下していたんです。じゃあ具体的にはどんな食事内容かというと、野菜や果物、ベリー類、全粒粉、魚、低脂肪チーズなどが、うつ病の予防に効果的であることが分かったのです。これはフィンランドでの調査ですが、日本に置き換えてみれば、魚や野菜中心の食生活はうつ予防に良いよ、ということになりましょうか。
 
 やっぱり、ジャンクフードは避けた方が・・・え、「ハンバーガーもコーラも大好き。食べるなと言われたら、うつになる」。困った人だなあ。そんなこと言われたら、私、うつになりそう。

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