« カツオのタタキは、ご飯かお酒か | トップページ | 切っても切れない仲 »

2014年6月 3日 (火)

還暦からのエイジング

 私は今年、還暦。還暦というのはお祝いの意味を込めての言葉なのでしょうが、どうも私はひねくれ者なのか、「もう還暦ですよね」なんて言われると、「ほらあ、もう年寄りでしょ」と言われているのと同じように聞こえるんですね。あながち自分でもそう思っていないわけじゃないから、よけい気になる。誰が付けたか知らないけど、イマイマしい言葉ですよ、還暦って。
 
 いっそ米寿にでもなれば諦めもつくんでしょうけどね、でも米寿になってもやっぱり、「ああ、米寿ってイマイマしい言葉だ」なんて言ってるかもしれません。
 いつまでも元気な方っているものです。とくに女性は元気。芸者さんなんてのは定年が無い上に、芸事は元気でさえあればいくつになってもできるから、芸者さんの世界はすごく高齢化が進んでたりする。ベテラン芸者のあやめ姐さん、米寿になったのを機に、名前を「あやめ」から「およね」に変えて、祝儀をがっぽりもらったって・・・本当かね?
 
 いつまでも元気で若々しくいられる人、それは誰にとっても羨ましい存在ですが、そんな高齢者になる方法があるのなら是非知りたいでしょ。あるんですよ、それが。
 元気な高齢者ったって、そりゃあ、歳をとれば多少の不都合やら持病やらが出ては来ますよ。でもそれを日常生活の中でしっかりコントロールできていれば、そう問題は無いわけです。そして気持ちにも張りがあって、好奇心もあれば楽しみもある、社会や地域との繋がりもしっかり持ち続けていて、アクティブな生活を送っていられる。もうこれで百店満点じゃないかと思うんですよね。べつにフルマラソンに出なくても、鉄棒で大車輪をしなくても、十分元気な高齢者ですよ。
 
 こんな条件を満たしている高齢者になることを「健康的なエイジング」と名付け、さあ、どうやったらこんな健康的なエイジングが可能になるんだろう、ということを調査した人達がいます。
 英国のロンドン大学公衆衛生学部では、高齢者3,454人を対象に調査をしましたが、その平均年齢はなんと64歳、還暦を超えてるんですね。
 さて、この対象者を、「まったく運動しない」、「1週間に1回以上は軽度あるいは中等度の運動をしている」、「1週間に1回以上活発な運動をしている」、の3つのグループに分けて、8年間も追跡調査をしたんです。その結果、やはり運動週間のある人達は、健康的なエイジングを実現する可能性が高くなっていました。どのくらい高いかというと、4年以上続けて運動を行っている人達は、運動をまったくしない人達に比べて、健康的なエイジングを実現する可能性が3〜4倍、さらに活発な運動を8年間続けた人の場合は、なんと7倍だったのです。
 
 元気な年寄りになるためのキーワードは、定期的な運動だったんですね。しかも、高齢になってから運動を始めた場合でも、健康的なエイジングを実現する可能性が3倍になった、ということですから嬉しいじゃありませんか。
 還暦を過ぎても「もう遅過ぎる」ということはありません。今からでも運動を習慣にしましょうよ。私だって、週1回は、あれ、運動なんて、ナンにもしてないぞ。マズイかなあ、こうやってパソコンに向かって原稿書いてる場合じゃないんだ。さあ、外へ、って、まてよ、まだ他の締切があったんだ。ああ、外に出られないよお〜!
 

« カツオのタタキは、ご飯かお酒か | トップページ | 切っても切れない仲 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1279459/57486901

この記事へのトラックバック一覧です: 還暦からのエイジング:

« カツオのタタキは、ご飯かお酒か | トップページ | 切っても切れない仲 »