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2014年9月25日 (木)

ストレスの果てに

ストレス解消に何をするか、人によって違いますよね。多いのが「とにかく飲む」というのと、「とにかく食べる」。まあこれが二大ストレス解消法ですよね。どちらも肥満のもとですが、ストレスで心がボロボロになっている時に、お腹の脂肪のことなんか気にしてらんないですよ。
え、私? 私は当然、飲む方ですね。私にだって強烈なストレスは何回も襲ってきます。ある日「もう誰とも会いたくない、喋りたくもない」、そんな気分で飲み屋でヤケ酒を飲んでいたんですね。すると、「あれ、らく朝さんじゃない」と声をかけられました。偶然にも知り合いに会ってしまったのです。僅かに残っていた気力を振り絞って、精一杯の笑顔で「あ、どうも、お久しぶり」。すると「ねえねえ、らく朝さんよ。みんなこっちに来て一緒に飲もう」と勝手に友達を誘います。ついに私は、陽気な飲み会の輪の中に無理矢理入れられて、盛り上げ役をせざるを得ない立場に立たされて(座ってたけど)、冗談を言った挙げ句に「らく朝さんってストレスなくていいわねえ」だって。
その帰り、もう一度飲み直そうかと思ったけど、もうその気力も何もなくなってました。ただただストレスにまみれながら、フラフラと帰宅して「ふて寝」したのを覚えています。
 
ストレス解消に飲み食いする人が多いとなると、ストレスは肥満の原因になる。それならば、ストレスの多い人には糖尿病だって多いはず。ものすごく短絡的な理論ですが、実際に調べてみたら、じつはこの仮説は正しいという結果が出たんですね。
 
ドイツはミュンヘン、ここのヘルムホルツセンターというところで調査をした結果なのですが、職場での仕事で強いプレッシャーを感じている人では、あまりプレッシャーを感じていない人に比べて、2型糖尿病(肥満によって発症する最も多い糖尿病)の発症リスクが45%も高かったのだそうです。これは5000人以上の労働者を13年間にわたり追跡調査した結果ですから、かなり信憑性は高いですよね。
一方これはカナダですが、今度は女性ばかりを対象に調査をしたんですね。これも7000人以上の女性を9年間追跡調査したのですが、仕事上でのストレスが多いと、そうでない場合に比べて、やはり2型糖尿病の発症リスクが2倍だったとのことでした。
 
「やっぱり飲み過ぎ食べ過ぎはいけないんだ」って、でもそんなに単純じゃないんです。ストレスによって様々なホルモンが過剰に分泌され、血糖値を上げてしまうんですね。たとえばアドレナリン。これはストレスを感じると増えるホルモンですが、血圧を上げたりすると同時に、血糖値も上昇させるんですよ。
 
こうなると、ストレスを感じたら、なるべく血糖値を上げないように工夫した方が良いということになります。そう、ストレス解消にはスポーツが理想的ということになりますね。でもさ、ものぐさ族にはちょっとねえ。そこでもう一つ、有効な方法があります。それは「ふて寝」。ものぐさには「ふて寝」が一番。だって、ふて寝だったら、どんなにやっても太らないもん。さ、今日もふて寝だ、ふて寝だ。

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