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2015年2月24日 (火)

自分はまだ若いんだ

先日、運転免許証の更新に行ってきました。行くと写真を撮る部屋があって、次から次へと顔写真を撮っていきます。殺風景な椅子に座ると係員の見ているモニターに顔が映るんですね。それを見ている係員は、あれは写真屋さんなのか単なる職員なのか、髪型も表情も着衣もお構いなし、顔の角度だけを確認しながら、「ハイ次、ハイ次」。
みんな行列して順番を待つのですが、その列に並んでいるとモニターに映る顔が見えるんです。どう見てもその顔は指名手配にしか見えない。それを眺めながら、「ああ、俺の顔もここに映って、犯罪者のような写真に収まるのか」と、ぞっとしておりました。あの無理矢理感って、もしかして人権無視かも、となると、あれは憲法違反? ま、どうでもいいけどさ。
 
3年ぶりに撮った写真、古い免許証の写真と比べてみました。「おお、若くなってる」と感動。「ようし、これを家族に見せよう」と、帰ってさっそく家の者に見せると、「こっちの方が老けてるよねえ」と意見が一致。その老けている方の写真は、見事に今年の写真でした。3年前より若いというのは、私の勘違い、ひいき目、もっと言えば、妄想だったんですね。だけど、いいじゃん、いつまでも自分を若いと思って、ナニが悪いんだい!
 
でも、自分を若いと感じる事は、たとえ勘違いにせよ妄想にせよ、健康には良いことなんですよ。これは英国でのことですが、ヴァーシティ カレッジ ロンドンの研究チームが面白い調査をしました。「自分を何歳くらいに感じているか」という質問を、50歳以上の男女、6489人にしたんですね。そして8年間、様々な健康状態を追跡調査して分かったことなのですが、加齢に伴って増えて来る様々な病気や生活習慣病、心臓疾患、糖尿病、脳卒中、関節炎など(がんは除かれています)は、「自分は若い」と感じている人の方が程度は軽かったのだそうです。
さらに8年後に死亡率も調べてみました。するとどうでしょう、実際の年齢より自分は老けていると感じている人の死亡率は、24.6%だったのですが、年齢より若いと感じている人の死亡率は、なんと14.3%だったんですね。ちなみに、ほぼ実年齢と同じだと感じている人の死亡率は18.5%でした。
 
つまりですね、普段から自分は若いと思ってる人は、健康で長生きしているということなんですよ。もっともね、健康だから若い、と思っているのか、若いと思っているから健康なのか、それは分からないですが、健康の基準なんてものはないんですよね。だから「自分はまだまだ若いんだぞ」と思っていても、誰にも文句は言われないわけです。
さあ、自分は若いんだ、という妄想に大いにふけろうじゃありませんか。え、「妄想にふけってるうちに老けちゃった」・・・あちゃー、そりゃないでしょう!

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